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トリキュラーや中用量ピルとモーニング・アフターピル

2020年01月30日

トリキュラーは低用量ピルの一種で、主に避妊目的で用いられます。
トリキュラーは1シートに3種類の錠剤が用意されており、それぞれ異なった色をしています。
それぞれの錠剤に異なった量のホルモンが含まれており、毎日1錠ずつ、決まった順番で服用することで排卵を抑制し、避妊効果を発揮します。

ピルにはこのように毎日服用することで避妊効果を発揮してくれるもののほかに、性交後服用することで避妊効果を発揮するものがあります。
これはモーニング・アフターピルと呼ばれ、避妊をしないで性交渉を行った場合や、コンドームが破れてしまうなど想定外のトラブルが起こった場合、緊急的に避妊を行うためのピルです。

モーニング・アフターピルは通常性交後72時間以内に1回目を服用し、1回目の服用から12時間後にさらにもう1回服用するという方法で避妊効果を発揮します。
最近では性交後120時間以内に1回服用するだけで避妊効果を発揮する、新しいモーニング・アフターピルも出ています。

これらは性交後の避妊用の専用の薬ですが、中用量ピルや低用量ピルのトリキュラーでも代用することができます。

日本では多くの婦人科で緊急避妊用の薬として中用量ピルが代用で処方されています。
中用量ピルで代用する場合は、錠剤2錠を性交後72時間以内に1回目を服用、その12時間後に2回目をさらに2錠服用するという形をとります。

低用量ピルであるトリキュラーをモーニング・アフターピルの代用とする場合には、黄色の錠剤4錠を性交後72時間以内に1回目を服用し、さらに4錠をその12時間後に服用します。

これによって避妊効果を得られますが、トリキュラーを毎日正しく服用することで得られる避妊成功率が99.7%であるのに対し、モーニング・アフターピルによる性交後の避妊率は85%とされています。
そのため、本当に避妊したいのであれば、普段からトリキュラーを服用する方が確実といえます。